ダイヤモンドの重量を計測 キャラットウエイト
Carat (キャラット)ダイヤモンドの計測方法
ダイヤモンドの品質を表す4Cのひとつの「キャラット」とは、ダイヤモンドの重量ことで、小数第2位(1/100キャラット)まで略号「ct」を使って表します。重量の測定には、精度の高い電子天秤を使い正確に計測します。
- 1キャラット = 0.200グラム
- 1グラム = 5キャラット = 1円硬貨
- 1キャラット=100ポイント
1キャラット以上のダイヤモンドの重量はキャラットと小数で示します。たとえば、1.01キャラットの石は「イチテンゼロイチキャラット」といいます。
- ポインター
- 1キャラット未満のダイヤモンドをポインターと呼び、重量をポイントで表す場合もあり、0.20キャラットのダイヤモンドは「20ポイント」と表示することもあります。
- マジックサイズとは?
- マジックサイズとは、ダイヤモンドの見た目の大きさの違いはなくても、価格差の大きく異なる重量のこと。他の3つのCが同じ0.99キャラットと1キャラットの差は、見た目にはわからなくても、1.00ct台になると希少性・人気・価格が急カーブを描いて上昇し価格は大きく異なるため魔法のサイズといわれます。
- キャラアップとキャラ落ち
- ダイヤモンドの1.00ct台をキャラアップと呼び、0.99キャラットなど、惜しくも重量が1.00ctの大台に届かなかったダイヤモンドをキャラ落ちと呼ぶことがあります。購入時はお得な感じもありますが、売却時も同様なので将来売却をお考えの方は忘れないようにしましょう。
- 日本と海外でレポートへの重量表示の違い
- 中央宝石研究所やAGTジェムラボラトリーといったの日本の宝石鑑定機関では、グレーディングレポートに小数点以下第三桁まで記載するのが一般的ですが、海外の検査機関、G.I.A.等のグレーディングレポートのキャラット表示は、小数点以下第二桁までです。
- "Carat" は「キャラット」? 「カラット」?
- 本ページでは、"Carat"を「キャラット」を表記しておりますが、別ページでは「カラット」と表記しております。「カラット」は金「ゴールド」の品位を表す単位に用いられるため、ダイヤモンド重量は「キャラット」を用いるほうが良いと考えますが、他ページでは検索キーワードも考慮して「カラット」とさせていただきます。
ダイヤモンドの品質を見分ける グレーディングの世界
ダイヤモンドのグレーディングレポートを発行する際に調べるポイント。検査項目や評価方法を簡単にご紹介します。婚約指輪用のダイヤモンドをお探しの際、新潟市のアトリエトントンにお越しいただければ、実際に宝石鑑定用の顕微鏡を使って、実査にダイヤモンドをご覧いただけます。