平打ち・シルバーペアリング

手作り指輪・平打ちリングの作り方

シルバーアクセサリーの作り方4  平らな平打ち指輪

叩く、切る、削る、ロウ付けする、磨くなど、シルバーアクセサリー作りの基本技術を体験できます。アトリエトントンで指輪の手作りを体験してみてください。

流れるロウ

シンプルでユニセックスな印象の平打ち(ひらうち)リングは、幅や厚さを変えると、雰囲気が変わって楽しめます。
均一な表面に仕上げるため、平打ちリングは特に丁寧にヤスリをかけること大切です。リングを磨いて自分の顔が映るその瞬間に、感動が待っています。

*指輪の作り方にはには様々方法がありますが、アトリエトントンでの手作り指輪体験での作業手順をご紹介します。

シルバーの角棒をローラーにかけて平板に

幅4mm、厚さ2mm、サイズ13号の平打ちシルバーリングを作ります。

ローラーで平板に 刻印位置あわせ 刻印を打刻する
ローラーで厚さ2.0mmの平板に
ローラーの平面を使って、銀の角棒をつぶします。硬くなったらなままして、2.0mm厚まで延ばします。
リングサイズに合わせて糸鋸で切断
糸鋸で必要な長さに切ります。今回作る指輪のサイズは13号。
  • 長さ=(直径寸法+地金の厚さ)×3.14
  • 13.0号の直径寸法は、17.0mm
  • 指輪の厚さ、2.0mm
  • 長さ=(内径(13号で17.00mm)+リングの厚さ(2.0mm))× 3.14 = 59.66mm

計算上の必要な長さは59.66mmですが、少し短めに切ります。
実際作った指輪をつけると、リング・ゲージで測ったサイズと違うことも・・・。
完成した指輪のサイズを少し大きくするのは簡単なので、指の特徴に合わせてほんの少し小さめに作ります。

自分の指にぴったり合わせて、13号より大きいけど14号よりは小さくしたいなんていうシンデレラサイズのリングが作れるのは、手作りならではです。

シルバーの刻印を打つ
リングの裏表を決めて、「SILVER」の刻印を内側に打ちます。刻印は浅すぎず深すぎず、ぶれないように集中してたたきましょう。

芯金(しんがね)に沿って、銀の平板を丸める

銀の平板を芯金に当てて、木槌でたたいてカーブをつけます。合わせ目が段違いにならないよう、注意しながら丸めましょう。

芯金に平板をのせる 木槌でたたいて丸くする 丸めた合わせ目
合わせ目が平らになるように楕円に丸める
幅のある平打ちリングは、接合面がピッタリ合うことを優先します。楕円に丸めて合わせ目を平らにすれば、隙間が小さくなります。
接合部に糸鋸を入れて、合わせ目をしっかり合わせる
合わせ目の隙間をなくすために、糸鋸でリングの合わせ目のデコボコを削り落とします。完全に隙間が見えなくなるまで、ちゃんとすり合わせましょう。

接合部にフラックスを塗り、ロウを置く

合わせ目は銀ロウを使って接合します。

ぴったりの合わせ目 フラックスとロウを乗せる 溶け始めるロウ
ガスバーナーの炎でリング全体を加熱
ロウは温度の高い方へ流れる性質があります。うまくロウ付けするポイントは、接合面だけでなくリング全体を暖めること。
リングを加熱して温度が上がると、フラックスがブクブクと膨らみます。さらに加熱を続けると、銀ロウがしんなりするような感じに見えます。
銀ロウが溶けると、毛細管現象によって合わせ目にスッと流れて入ります。ロウが流れたら、速やかに炎を遠ざけてからリングを冷まします。

ロウ付け部分にヤスリをかけて、合わせ目をきれいに消す

合わせ目がしっかりくっついたか確認します。
はみ出したフラックスを酸洗いしてから、ロウ目にヤスリをかけます。

ロウの跡 消えたロウの跡 芯金に入れてたたく
歪んでいるリングを丸く整えながら、希望のサイズにする
ロウの跡が消えたら、リングを芯金に通して成型。
リングの上下を入れ替えながら、木槌で軽くたたいて真円にします。
調子に乗って叩きすぎると、指輪のサイズが大きくなるので要注意!

指輪のサイズとゆがみをチェック

芯金にぴったり沿って、すき間がないよう円形にします。

歪みがないか確認 サイズの確認 側面にヤスリをかける
サイズ棒で指輪のサイズを確認
リングサイズを確認して、希望のサイズになっていればOK。
指に着けて微調整しながら、ジャストサイズのリングを目指します。
スリ板に上手くリングを固定るのがコツ 平面になるようにヤスリをかける
ヤスリは押したときに良く削れるので、しっかりスリ板に固定します。
疲れないようにヤスリ作業をしましょう。

ヤスリで形を整えながら、仕上げ&磨き作業

だいぶ指輪の形になり完成まであと一歩…。
「平打ち」の名前のとおり、外周がきれいな平面になるように、ヤスリを丁寧にかけます。リングを持つ手とヤスリをかける手を、同時に反対方向に回す動作がうまくできれば、きれいに仕上がるでしょう。

指輪の内側にヤスリをかける 指輪全体がピカピカになったらヤスリ終了 研磨後の内側
目の細かいヤスリに変えてどんどんきれいにする
荒目・中目・細目・油目の順に目の細かいヤスリに変えて、全体を仕上げます。
リング内側にもヤスリをかけて角を丸くすると、リングの着け心地は抜群です。
ヤスリ作業は、最終仕上げ後の輝きに差が出ます。丁寧にヤスリをかけて、きれいな下地を作りましょう。
指輪全体がピカピカになるまで磨く
キズとヤスリの跡が消えたら、研磨剤をつけてリングを磨きます。ピカピカに輝いて、自分の顔がリングに映ったら完成です!

仲良しのお友達や恋人と手作りに挑戦しませんか?

アトリエトントンの手作り工房はゆっくり手作りを楽しめるように1組の予約制です。
おひとりも、おふたりも、お友達やご家族3~4人まで一緒に手作りできます。お申込前の見学も大歓迎! 気軽にご連絡ください。ご予約&お問い合わせは、お電話かメールにてどうぞ。

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Atelier

アトリエトントンは銀を素材に使った手作りペアリングとシルバーアクセサリーの作り体験教室を開いております。記念やオリジナルの手作り指輪のプレゼント、本格的な指輪作りや彫金作業を体験をしたい方はチャレンジしてみませんか?

糸鋸で指輪の合わせ目の隙間をなくします

リング合わせ目に糸鋸を通して、
指輪に隙間ができないようにピッタリ合わせます。

新潟市のアトリエトントンでお待ちしております

アトリエトントンでシルバーペアリングを手作りしませんか?

銀材を叩いて、曲げて、ヤスリで削って磨いて、ふたりの手による手作りです。
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詳しくは、手作り指輪とシルバーアクセサリー作り体験をご覧ください。