サファイア

ブルーサファイア(SAPPHIRE) 鉱物種名:コランダム

中世ヨーロッパの王たちに好まれ、邪心をしずめ、欲望をコントロールする宝石。聖なる祝福を信者に与え、賢者や聖職者に相応しいとされたサファイア。英国王室では載冠式にサファイアの指輪をはめて、国を守ることを誓い、皇太子はダイアナ王妃のサファイアを、婚約指輪として婚約者に送りました。

有名な産地はインドのカシミール地方。通称:カシミール・サファイア。近年はスリランカやタイ、オーストラリアで産出します。

  • 誕生石 : 9月
  • 星座石 : おうし座
  • 宝石言葉  : 誠実、真実の愛
  • 賢者の石、聖職者の石、浮気を見破る、視力を強める
  • 不純な考えを遠ざけ、安らかな心をもたらす宝石
サファイアのものがたり(歴史やエピソード)
旧約聖書の中で、神様がモーゼに与えた「十戒」はサファイアの板に刻まれていたという伝説があります。 また、浮気するとサファイアの色が変わるといわれ、男性が浮気防止のために、美しい女性にサファイアを送ったとの言い伝えもあるようです。

サファイアの色と特徴

一般的なサファイアとしてはブルー・サファイアを指すことが多く、ブルー以外はカラーには色名を頭に加えて呼ばれます。(例:イエロー・サファイア)

赤い(レッド)サファイア?? いいえ、赤色はルビーと呼ばれます
コランダムの中で赤色のものは、宝石名でルビーと呼ばれます。
ルビーはサファイアと色が異なりますが、同じコランダムという鉱物なのです。
ブルーサファイアの最高級の色 コーンフラワーブルー
コーンフラワー・ブルーとは、少し白みがかった柔らかなビロードのようなベルベッティ・ブルー。矢車菊の青と呼び、賞賛されとても高価です。
名前の由来
ラテン語で青色を表す「sapphiros(セフィロス)」に由来。当時はサファイアのはなく、ラピス・ラズリのことを指しました。日本語名は、鉱物名のコランダムを鋼玉(こうぎょく)、宝石名のブルーサファイアを青玉(せいぎょく)と呼びます。

サファイアの鉱物データ

通常、サファイアとルビーは同じ鉱山から産出します。産出する割合と品質は、鉱山により変動します。現在はスリランカやミャンマー産、タイまたはオーストラリア産が多く流通。

  • 化学組成 : Al2O3
  • 結晶系 : 六方晶系(三方晶系)
  • 光学特徴 : DR 1軸性ネガティブ
  • 屈折率 : 1.762~1.770(+0.009、-0.005)
  • 複屈折 : 0.008~0.010
  • 蛍光性 : 色による、赤色系は反応しやすい
  • 色因 : レッドはクロム、ブルーは鉄
  • 比重 : 4.00(±0.05)
  • モース硬度 : 9
  • クリベージ : なし
  • 靱性 : 優秀
処理
加熱処理や拡散処理など、何らかの処理が施されている場合があります。
合成
宇宙船の窓、CDなどの読み取りレンズ、腕時計のガラス。
宝石鑑定士の目線(鑑別ポイント)
コランダム(Al2O2)そのものは無色ですが、少量の鉄とチタンの混入によってサファイアの綺麗なブルーが生まれます。また、針状のルチル・インクルージョンを確認できる場合があります。
入手の難しい人気のサファイア、カシミールサファイア
現在産出量が極端に少なく見かける機会は少なく、オークションなので見かけたとしてもとても高額です。

ご自身で宝石を楽しむためのアトリエトントンからのアドバイス

サファイアは原石からの歩留りを良くするために、深いプロポーションの石も見かけます。
プロポーションやインクルージョンに神経質になりすぎず、処理石か無処理かを確認して気に入った色のサファイアを選べれば良いでしょう。

お手入れ
通常は柔らかい布で乾拭きするだけで十分です。
汚れがひどくて洗浄する場合は、排水溝に流れていかないよう洗面器にぬるま湯をため、洗剤をつけた歯ブラシ等で優しく洗ってください。
通常は超音波洗浄機にも安全です。
  • 超音波洗浄機 : 危険
  • 酸 : 危険
  • 温度変化 : 危険
  • ぬるめの石鹸水 : 注意

他の宝石とぶつけず、また強い衝撃は加えないように注意しましょう。

ジュエリーのトップへ戻る

ページトップへ戻る

新潟市のアトリエトントンでお待ちしております

アトリエトントンでシルバーペアリングを手作りしませんか?

銀材を叩いて、曲げて、ヤスリで削って磨いて、ふたりの手による手作りです。
完成したリングの内側にメッセージや日付を彫れば記念やプレゼントにもピッタリ!
完全手作りのシルバーリングはその日のうちに持ち帰れます。

詳しくは、手作り指輪とシルバーアクセサリー作り体験をご覧ください。