タイプ別ペンダントとネックレスの選び方
ネックレスの基本コーディネート - タイプ別ネックレスの選び方
胸元の印象をつくる、重要なネックレス。全身のバランスを見極めて、洗練されたジュエリーコーディネートを。首の長さと細さで、似合うネックレスが異なります。よく合わせる服の襟の空き具合を考えて選びましょう。
- 長くて細い首の方 - ボリューム感を持たせるデザインを選ぶ
- やわらかいフォルムで、太めのものがを選ぶとバランスが良いといわれます。長さの短いチョーカータイプは視覚効果で首の長さを抑えます。チョーカータイプや、立体的なデザインを選ぶと首回りが華やかになります。何本か重ねづけして、ボリュームを出すのもオススメです。
- プリンセスくらいのプチペンダントは、細長さを目立たせないように選びましょう。細いネックレスやチェーンは、首の細長さを強調する場合があるので注意が必要です。
- 太くて短い首の方 - 首元をスッキリ見せるデザインを選ぶ
- ネックレスの長さは気持ち長めを選び、首元にV字の隙間を作りましょう。チョーカーやドッグカラータイプは、首回りが窮屈に見えてしまいます。長さのあるネックレスやペンダントで、首元にV字を作り、首を長く見せます。
- 細過ぎず太過ぎず、程よいボリューム感を選びましょう。チェーンが細すぎると、首を必要以上に太く見せる場合があります。また、長さの短いネックレスでは首元が詰まった感じに映り、より首を短く見せることがあるので注意が必要です。
- 全身が映る鏡で確認する
- ネックレスを試着したら、上半身だけではなく全身を鏡に映して見ましょう。友人に見てもらうのも良いでしょう。背の高さや肩幅、なで肩・いかり肩なども印象は変わります。バランスを見ながら、自分の似合うタイプと長さを考えましょう。
ネックレスを試着したら、首回りだけでなくトータルバランスもチェックしてますか?長さ選びは重要ポイントです。
ネックレスとペンダントについての基礎知識
- ネックレス
- ネックレスは、首周りを飾るジュエリーやアクセサリー全体を指す言葉ですが、飾り(トップ)が付いたペンダントと区別して、トップが付かないものやボリュームがあるものをネックレスと呼び分ける場合もあります。
- ペンダント
- ペンダントは、紐やチェーンなどに飾りとなるトップをぶら下げたもの。小ぶりなペンダントは、プチネックやプチペンダントと呼ばれます。
人類が初めて身に着けた装身具は、貝や動物の牙などに穴を開けて紐を通したものだと考えられています。
6つのタイプから選ぶ - ネックレスの種類による分類
- チェーン - 貴金属の線を編んだもの
- チェーンの形状は、あずき、ベネチアン、喜平、ボール、ロープが人気です。
- 連タイプ
- 真珠や天然石などの玉を連ねたタイプ。玉のサイズが両端に向かって徐々に小さくなるタイプはグラデーションと呼ばれます。
- ワイヤータイプ
- 張りのあるワイヤーを円形にした
- ドッグ・カラータイプ
- 首の縦方向に貼りつく
- シャワータイプ
- 胸元に広がるデザインの
- ペンダント・タイプ
- ぶら下がったトップがある
ネックレスの長さによる分類 - 真珠ネックレスの呼び方
ネックレスの一般的な長さは、40cm~45cmです。短いチョーカー(35cmくらい)からロングロープ(142cm)まで、ネックレスは長さによって、雰囲気が変わります。ファッションと体型に合うものを選びましょう。
- チョーカー 35cm - 首回りにぴったり沿うネックレスのチョーカー
- 首の太さでネックラインが変わるため、それぞれの長さになります。一般的には35~40cmくらいを指します。顔の近くに ペンダントタイプは首元のくぼみにペンダントトップがはまらないように気を付けましょう。真珠のチョーカーは、1本持っていると冠婚葬祭用にも使えて重宝します。
- プリンセス 43~45cm
- 胸元の開いた服やタートルネックに最適です。鎖骨をきれいに見せたかったら、わずか1cmの差でもこだわりましょう。
- マチネ 53cm
- 長めでレイヤードにも便利なマチネ。強い輝きの宝石、大ぶりなヘッド、きれいな色石など、主張の強いデザインも、この長さならバッチリ決まります。
- オペラ 71cm・ロープ 107cm・ロングロープ 142cm
- 背の高い人はゆったりとかけると、優しく揺れ動くチェーンがエレガントです。二重・三重に華やかに巻いたり、重ねづけするのも素敵です。
留め金具のデザイン
留め金具にも気を使いたいところです。西洋ではパートナーが優しくネックレスをはずしてくれるそうですが、自分で着脱するわ!という方も多いでしょう。金具の使いやすさも確かめて選べば、安心です。引き輪の突起の大きさやバネの強さで、使い勝手は変わります。最近では、ネイルをしていても簡単に使える留め金具もあります。