宝石鑑別 Gem Identification
宝石鑑別に使う身近な道具です
宝石鑑別とは、目の前にある物が何なのかを調べることです。
例えば無色透明な物体がある場合に、「ガラス」なのか、「プラスチック」なのか、「水晶」なのか、「ダイヤモンド」なのか、「天然」または「人工」といったことを検査します。
- 宝石用ルーペ(トリプレット)
- 宝石を拡大検査するための拡大鏡です。非常によく使う道具なので、お気に入りのルーペを見つけましょう。ルーペは目に近づけて使います。長時間使う場合、両目を開けたままにすると疲れません。
- ピンセット
- ピンセットはルーペと同じく良く使います。宝石を弾き飛ばさないように、ピンセットに慣れることが必要です。宝石を挟んだままピンセットをひっくり返えしたり、宝石だけを回転させられるようになる練習します。
- ペンライト
- カラーチェンジとシャトヤンシーを確認するのに用います。通常は昔ながらの電球がひとつセットされたペンライトがあると良いでしょう。安価なので、LEDを使ったペンライトもあればカラーチェンジの確認に役立ちます。
- UVランプ
- UV(Ultra Violet)ランプとは、可視光線よりも波長の短い光を発するランプのこと。ある種の宝石や鉱物に目に見えない紫外線をあてると、私たちの目に見える可視光線に変換し、光ったよう見えます。
- 二色鏡
- 二色鏡は、宝石の多色性を検査に使います。宝石の中には、観察する方向を変えると肉眼でも容易に多色性が確認できるものもありますが、二色鏡を使えば一方向から多色性の有無を確認できます。
- 分光器
- 分光器は宝石の吸収スペクトルを調べる際に用います。吸収スペクトルはそれぞれ違いがあるので、分光器でないと鑑別が難しい場合も多く、高価な分光器では照射や熱処理、染色などの検査に使われます。
- 偏光器
- 偏光器は鉱物が単屈折なのか複屈折なのか、1軸性or2軸性かを調べる際に使用します。構造がシンプルな機器なので、偏光版が2枚あれば簡単に自作できます。興味がある方は作ってみてはいかがでしょうか?
- 屈折計
- 正確な宝石鑑別の第一歩は、この屈折計から読み取る屈折率でしょう。きちんと屈折率が読み取れればかなりの塚道となりますが、屈折率を読み間違えると鑑別結果が出ずに大変な思いをします。
- 宝石用 双眼実体顕微鏡
- 顕微鏡で覗く宝石の内部は、肉眼でみる宝石やジュエリーと違った美しさがあります。宝石が地球によって作られた天然のものである模様が見えるかもしれません。アトリエトントンにいらした際は、ぜひ顕微鏡を覗いてみてください。
アトリエトントンの結婚指輪と宝石について
ダイヤモンド婚約指輪と結婚指輪、手作りシルバーペアリングのお店
アトリエトントンは、GIA G.G.(宝石鑑定の宝石学修了者)がセレクトしたダイヤモンド、婚約指輪、結婚指輪のお店です。プラチナやゴールドのマリッジリングは、オーダーも手作りもお任せください。ジュエリーリフォームやお手持ちの宝石を使ったジュエリー作りも承ります。手作り工房スペースではシルバーから手作りするペアリングやバングルが人気です!海外のボードゲームも各種販売している、新潟市東区の住宅地にある一軒家のお店です。皆様のお越しをお待ちしております。