ダイヤモンドグレーディングの世界
ダイヤモンド4Cの評価方法
ダイヤモンドのグレーディングレポートを発行する際に調べるポイント。検査項目や評価方法を簡単にご紹介します。
- Color Grading 検査対象のルース(裸石)が、マスターストーンと比べて、明るいか?、暗いか?、同じか?を判定するカラーグレーディング
- Clarity Grading カット&研磨後のダイヤモンド内部にある特徴を鑑定用ルーペを使い検査し、見え方の印象を判定するクラリティグレーディング
- Carat Weight カラットとはダイヤモンドの重さの単位で1/100キャラットまで略号「ct」を使って表すキャラットウェイト
- Cut Grading 測定器で計測したプロポーションなどのデータに加え、目視でも確認して総合的に判断するカットグレード
GIAラボの紹介動画
宝石の研究と分析を行っているGIAラボの約6分の紹介動画です。内容は、GIA の中立的な鑑別鑑定と分析で宝石購買者を保護する国際基準についてとのことですが、ラボの様子も撮影されているので鑑定鑑別に興味のある方は楽しめるかもしれません。
ダイヤモンドグレーディングレポートとソーティング
G.I.A.やI.G.I.やH.R.D.等の公平で科学的な宝石研究所で検査の終了したダイヤモンドは、グレーディング結果の記されたグレーディングレポートとセットにして返却されます。
- ソーティング、またはソーティングメモとは
- 鑑定機関でのダイヤモンドの検査・グレーディングが終了し、グレーディングレポートが発行される前の状態のこと。日本の中央宝石研究所などの鑑定機関では、ダイヤモンドの4Cと蛍光性、寸法(ガードル直径と深さ)が印刷された小さなビニール袋に入れられます。AGTジェムラボラトリーでは、海外風にパーセルと呼ばれる専用の紙包を使います。
- ダイヤモンドグレーディングレポートとは
- グレーディングレポートとは、詳細データも記載された書類です。日本では鑑定書と呼ばれますが、最近は誤解を防ぐためにグレーディングレポートと呼ばれます。日本仕様はA4サイズの横開きで、豪華なハードカバー付きが多いです。また、ルース写真や、製品写真、プロットの有無など多彩なバリエーションもあります。
- 日本国内のダイヤモンド取引現場ではソーティングのみが大多数
- 検査済みのダイヤモンド一つ一つにフルサイズのグレーディングレポートが一緒では大荷物です。ダイヤモンドのバイヤーはソーティング袋のデータと自分の目で取引を行います。
ダイヤモンドグレーディング用語
- ブレミッシュ
- ブレミッシュとは、研磨済み第ダイアモンドの表面にみられる結晶面の残りや、研磨過程にる欠点を表す外部特徴のこと。
- ブレミッシュ(Blemishes)の種類
- インクルージョン
- インクルージョンとは、完全にダイヤモンドの内部にある、または表面から内部へ入り込んだ特徴のこと。
- インクルージョンの種類
- プロッティング
- プロッティングとは、決められた記号を用いて特徴をダイアグラムへ「プロット(記入)」する作業です。
- プロッティング作業
ダイヤモンドに興味を持ったら、気軽に質問してください。
ダイヤモンド選び・婚約指輪選びで迷われたら、お気軽にお問合せください。気になることは何でも気軽に質問してください。 納得できる品質・価格のダイヤモンドが手に入れられるよう、お手伝いいたします。
アトリエトントンで顕微鏡を使って、ダイヤモンド内部のミクロの世界を覗いてみませんか? ショーケース越しに眺めていても気が付かないダイヤモンドの魅力や不思議さに出会えるかもしれません。