ハートペンダント - 丸線で作るシルバーアクセサリー

3つのハートの材料を作る

ハート3つ分の材料、シルバー（銀）の太い丸線と細い丸線を用意します。

3本の線を、ハートの大きさに切る

大・中・小のハートの大きさに合わせてシルバーの丸線に目印を付け、糸鋸で切ります。
ニッパーで切って、ヤスリをかけて平らにしてもいいです。

丸い銀線にデザインをつける

丸い針金をただ丸めただけではつまらないので、線に強弱をつけてみます。
カットした線の両端約1/4の長さを、ローラーで平らにつぶします。

ハートのおしりと片側を曲げる

ハートの下部先端を作る

線の中心付近を、丸みをつけて90度くらいに折り曲げます。これがハートのおしりになる部分です。

左側のハートのカーブを丸める

線を平らにした部分なので、片側が平らのヤットコでやさしく挟んで丸めます。
傷つけないように、注意しながら曲げましょう。

反対側にもカーブをつければ、ハート型ができあがり

左右のバランスを合わせて、かわいいハートを作る

次はハートの右側のカーブを作ります。左右同じように曲線を作るのは、ちょっと難しいので慎重に。曲がりにくくなったら、すぐ焼きなましをします。

合わせ目をピッタリ合わせる

きれいなハート型ができたら、両端をすきまなくぴったり合わせます。
ハートがひとつ完成しました。

残りふたつのハートも同じように作る

大きいハートを先に作ってから、中・小を作ります。小さくなるほど、曲げるのが難しくなりますが、3つのハートのカーブが同じになるように、気を付けて曲げましょう。

大と小のハートをロウ付けする

大・中・小の純銀ハートが完成

大・中・小3つを並べてみて、気になる点があれば修正します。

大・小のハートから、合わせ目をロウ付けする

大きなハートと小さなハートを先にロウ付けします。中のハートは、大・小を通して3連にしてからロウ付けです。

合わせ目にフラックスを塗り、小さく切った銀ロウを置きます。「銀ロウ」とは純銀より早く溶けるように加工された合金です。
銀のハート全体を、ガスバーナーでゆっくり暖めます。銀ロウが溶けて、両端がくっついたらＯＫ。大・小のロウ付けが終わりました。

３つのハートをつなげる

中のハートに、大・小のハートを通す

中のハートの合わせ目を開き、大・小２つのハートを通します。
大・小のロウ付けで使ったロウよりも、低温で溶ける銀ロウを使います。

火加減を慎重に、大・中・小のハートをつなげる

ロウ付けの火加減はなかなか難しいものです。できるだけ中のハートだけを狙って炎を当てます。大・小のハートを加熱しすぎないよう、気をつけましょう。

ハートペンダントトップのできあがり

ロウが流れて接合したのを確認したら、水に入れて冷やします。こんなに小さくても、水に入れるとジュッと音がして湯気が出ます。

きれいに磨いたら完成

合わせ目についたロウをヤスリで落とし、きれいに整えます。

全体を磨いたら、洗浄して完成です！
チェーンに通せば、ペンダントのできあがりです。

• 料金：25,000円(税込・材料費込)
• 所要時間：～5時間程度
• スタート時刻：基本的に14時スタートとさせていただきます。

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