エンゲージリング - 婚約指輪の選び方

1. 婚約指輪のダイヤモンドの大きさと品質について

宝石鑑定用顕微鏡でダイヤモンドを見比べたり、鉱物としての特徴やグレードと価格の関係を知っていただき、ダイヤモンドを選ぶ基準を見つけるアドバイスをいたします。人気のダイヤモンドと自分が選びたい品質は同じでしょうか？

婚約指輪のダイヤモンドの大きさ

婚約指輪にセットしたダイヤモンドのサイズは見た目で違いがはっきりわかります。

婚約指輪に使うダイヤモンドの平均は0.2～0.35カラットです。
カラットという単位はダイヤモンドの重量ですが、ラウンドブリリアントカットのきれいなカットのダイヤモンドならカラット数でおおよその直径が決まります。

アトリエトントンでは0.1カラットから1カラット以上のダイヤモンドまで、幅広いサイズのダイヤモンドをご用意いたします。一目で大きく華やかなダイヤモンドを選ぶか、平均的な大きさか、小ぶりで日常的に使いやすいエンゲージリングにするかは、プロポーズする方次第です。

理想的なダイヤモンドの品質とは？

一般的には世界基準の4Cを基にダイヤモンドを品質を選びます。
4Cのうちカラー・クラリティ・カットのグレードを、Dカラー、フローレス、エクセレントカットを選択すれば、最高級のダイヤモンドを手に入れられます。トリプルエクセレントとハート&キューピッドの評価もあれば理想的です。婚約指輪用のダイヤモンドとして人気なのは下記のランクです。

カラット：0.2～0.35ct
カラー：D～G
クラリティ：IF～VS2
カット：トリプルエクセレント～エクセレント

ただ、誰もが同じグレードのダイヤモンドを理想とする必要はないかもしれません。
1段階違うグレードでも十分美しいこともありますし、ダイヤモンドのグレードによる見え方の違いを知ってから選ぶといいでしょう。また、グレーディングレポートの評価だけに頼らず、必ずダイヤモンドの輝きを肉眼で確かめることも重要だと思います。普段は顕微鏡でダイヤモンドを見ることはなく、リングにセットされた状態を肉眼で見ることになります。そうすることで品質・価格ともに納得できるダイヤモンドを選ぶことができます。

プロポーズ用にはハート&キューピッド

専用のスコープでダイヤモンドを見ると、上からは8本の矢、底からは8個のハートが見えるきれいなプロポーションのダイヤモンドに「ハート&キューピッド」の評価が与えられます。内側に秘められた大切なハートの模様が、ロマンチックなプロポーズにおすすめです。

もっと詳しいプロポーズダイヤモンドの選び方

2.婚約指輪はプラチナ？ゴールド？　-指輪の貴金属素材-

一般的に婚約指輪に使われる貴金属はプラチナとゴールドです。

「プラチナ」はPt950とPt900があり、プラチナの含有量が95％か90％かの違いです。最近はデザインによって、Pt1000もあります。含有量では見た目の違いはなく、どれも銀色です。
「ゴールド」は18金のイエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドが一般的です。金（ゴールド）の含有率はどれも75％で一緒で、見た目の色は異なります。

貴金属の色とダイヤモンドの相性

婚約指輪の一番人気はプラチナで、ダイヤモンドの白い光がより一層際立ちます。ただ、少し黄や茶色味を帯びたダイヤモンドはプラチナよりもゴールドとの相性が良い場合もあり、個性的で印象に残るエンゲージリングができます。　選んだダイヤモンドを指輪枠に乗せてみると、金属の色による見え方の違いが分かります。
また、リングデザインとの相性もあります。ピンクゴールドはかわいい印象になるため、ダイヤモンドのサイズは0.2ctくらいまでが人気があります。

ジュエリーに使われる貴金属の種類と性質

3.リングデザイン選び

日頃のファッションと好みをリサーチ

シンプルでオーソドックスなデザインを好むのか、はなやかな飾りがある方が好きか、個性的で他の人があまり持っていないものを選んでいるか等、日頃お付き合いをしていると傾向が分かっていることでしょう。お買い物に付き合って、どんなデザインを選ぶか観察したりさりげなくリサーチするのも大切です。もし最近結婚したお友達がいれば、どんな婚約指輪をもらったのか、それについてどう思ったか、婚約指輪についての感想を聞いてみるのも有効です。左手薬指のサイズも合わせてリサーチしておけば万全です。サプライズプロポーズを計画する時はがんばってみましょう。

手の形と指のタイプ

手指はどんなタイプですか？手と指は人それぞれの形があり、似合うデザインがあります。デザインの好みが分からなければ、似合う形の中からイメージに合うリングデザインを探すという方法もあります。

手指タイプ別おすすめエンゲージリング

エンゲージリングの基本デザイン

贈りたい婚約指輪のイメージが決まったら、贈りたい婚約指輪のデザインは部分別で考えると選びやすくなります。リングの印象を決めるベースの形状や幅、ダイヤモンドがセットされた石座や爪の形、小さなダイヤモンド（メレダイヤ）の装飾があるか、などがポイントです。細部と全体の雰囲気を総合して、つけてもらいたいデザインを想像して最終決定します。

婚約指輪のデザイン　腕・石座・爪

デザイン選びに迷ってしまったら

どのエンゲージリングがいいのか分からなくなってしまったら原点に戻るのもいいと思います。一番の目的は結婚を申し込んでＯＫをもらうこと。プロポーズの婚約指輪らしい王道のリングデザインにするのも選択のひとつです。

4.指輪のサイズを何号にするか

婚約指輪を用意する前に、できるだけ正確な彼女の左手薬指のサイズを知っておいてください。
もしあやふやなら少し大きめサイズで作り、プロポーズ成功後にサイズ直しをします。アトリエトントンでダイヤモンドと一緒にお選びいただいたエンゲージリングのサイズ直しは無料です。

婚約指輪と結婚指輪のアフターサービス

5.婚約指輪の相場と予算について考える

婚約指輪の予算は全国平均で約23万円との統計結果があります。
アトリエトントンでは、8万円のプランを選んでくださる方、ダイヤモンドにこだわって25万円のエンゲージリングを作る方、100万円を超える1カラットの婚約指輪を作られる方もいらっしゃいます。平均価格に合わせて決めるよりも、ご自分がプレゼントする婚約指輪としても金額的にも、納得できるダイヤモンドと指輪を選ぶのが一番です。
結婚式の花嫁衣裳レンタルの平均費用が40万円以上と聞きますが、一生残る大切な指輪の予算が衣装レンタル料の半分程度と考えると、ずいぶんお手頃に感じます。
アトリエトントンで平均予算の23万円でご用意する場合、0.3カラットの高品質ダイヤモンド（Ｄカラー/ＶＶＳ1/エクセレントカット）のプラチナエンゲージリングが選べます。

6.楽しんで選ぶことがポイント

ドラマチックなサプライズプロポーズでこっそり指輪を用意するときも、おふたりで相談しながら選ぶ時も、気に入って使い続けてくれるエンゲージリングが一番です。

エンゲージリングを使うシチュエーション

現代のエンゲージリングのデザインは、昔に比べてとても使いやすくなっています。プロポーズの幸せが日常につながっていくように、小さな幸せがいつも薬指に輝いていることを願っています。
ただ日常使いができる指輪が良いといっても、家事やスポーツをするときに婚約指輪をつける必要はありません。夫婦でお出かけ、お友達とお食事、おしゃれなお店でのショッピングというような日常に使えて出番が多く、お祝い事や入学式等では見栄えのするように、ダイヤモンドが引き立つ婚約指輪がおすすめです。

じっくり決める

プロポーズまでに時間があるなら、よく検討してエンゲージリングを決めていただきたいと考えています。買わないと店から出られないとか、今日購入を決めないと価格が変わるということはありません。アトリエトントンでは、納得いくまでダイヤモンドやリングデザインをご検討いただけます。

本音とエンゲージリング

「婚約指輪は立派じゃなくていい」とか「婚約指輪は使わないからいらない」という方もいますが、結婚された方の話を聞いてみると、もらっておいて良かったというご意見がほとんどです。もらえるなら大きなダイヤモンドにすれば良かったという声も聞こえてきます。プロポーズに期待することは人それぞれとは思いますが、婚約指輪の役割はとても大きいでしょう。
こんな婚約指輪をつけたいという明確なリクエストが事前に聞ければラッキーです。期待を上回るエンゲージリングをご用意したいものです。

プロポーズのタイミングでしか渡すことのできない記念のエンゲージリングです。金額やダイヤモンドのグレードだけでなく、素敵な思い出と共に長く使ってもらえる婚約指輪を見つけてください。

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