プロポーズで選ぶダイヤモンドのクラリティグレード
ダイヤモンドのクラリティをどのくらい気にしますか?
クラリティグレードは、ダイヤモンドの内包物(インクルージョン)と外部特徴(ブレミッシュ)がどの程度あるかをわかりやすく示した基準です。
クラリティグレードは、F(フローレス) ~ I(インクルーデッド)までの11段階に区分します。インクルージョンとブレミッシュが多いとダイヤモンドの輝きや透明感に影響を与えます。
- クラリティがダイヤモンドの輝きに影響を与えるわけ
- ダイヤモンドがキラキラと輝くのは、表から入った光を石の内部で反射させて「ブリリアンシー:内部・外部の白色の反射光」と「ディスパージョン:白色光の分散により生じる虹色の光」を生みだすからです。内包物(インクルージョン)や外部特徴(ブレミッシュ)が光の反射と屈折をさえぎれば、美しい均一な輝きは失われます。
- クラリティの差による輝きの違いは、どのくらい?
- 逆に言えば、肉眼でダイヤモンドを見た時に輝きが失われないのであれば、クラリティグレードにこだわりすぎる必要はないかもしれません。フローレスという最高グレードでなくても、VVSクラスであれば、ルーペを使ってさえダイヤモンドの特徴を見つけ出すのは困難でしょう。
*画像は比較しやすいようにグレードに差をつけました。
気になるのはダイヤモンドの見た目か鑑定書の記述か?
- 見た目で判断しやすい「カラット」と「カラー」
- ダイヤモンドの4Cグレードの差で、肉眼で見て一番よくわかるのは「カラット」です。カラット数はダイヤモンドの重量ですから、重いほど見た目も大きくなり「大きなダイヤモンドですね」ということになります。
カラーグレードは、見る人の色の識別能力によるところもありますが、色を見分けられる人には分かりますし、無色に近いほど透明感が増し、驚くほどの清々しい輝きが見られます。*カットグレードは、アトリエトントンではエクセレント以上のみをご紹介しておりますので割愛します。 - クラリティグレードの差による見え方の違い
- カラットやカラーと違い、クラリティの一定以上のグレードによる見え方にはほとんど差がなくなります。ルーペや顕微鏡を使っても、VVSクラス以上は見分けにくいです。視力が良い方でも、0.3カラット以下のダイヤモンドではフローレスとVSクラスの違いを肉眼で判別するのは困難でしょう。クラリティは、価格差ほどには見え方に差がないのです。
- どこで手を打つかは、気持ちと予算次第
- だからといって、プロポーズのためのダイヤモンドのクラリティグレードを下げることをおすすめするわけではありません。グレーディングレポートを見れば、フローレスとVS2では5段階の差が出ます。また、宝石顕微鏡で拡大すると、インクルージョンやブレミッシュが見えます。できるだけ内包物の無い純粋なダイヤモンドを選んでプレゼントしたい気持ちも大切です。
- 何を重視するのか自分の基準を作るために、クラリティグレードについて考えてみるのはいかがですか?同じ予算でも、肉眼で見えない程度にクラリティグレードを変えることで、カラーをグレードアップしたら、あるいはもう少しダイヤモンドのサイズを大きくしてみたら、見た目が変わってきます。
- ブライダル用ダイヤモンドのクラリティ
- アトリエトントンでご紹介するエンゲージリング用ダイヤモンドは、クラリティによる輝きの違いが出ないものをご紹介しています。プロポーズにお使いいただく大切なダイヤモンドなので、アトリエトントンが実際に見て輝きをチェックしたダイヤモンドのみをセレクトします。グレードはSI1以上をご用意しています。宝石鑑定用の顕微鏡を使って、ダイヤモンドのクラリティの特徴をご確認いただきます。グレーディングレポートの記述だけでは、クラリティの理解は難しいです。インクルージョンやブレミッシュは多様で、様々な特徴があります。耐久性に問題のあるインクルージョンを持つダイヤモンドは、アトリエトントンでは仕入れません。 逆にグレードが低くても、インクルージョンの特徴や位置によって、ダイヤモンドの美しさに影響がなければ、お買い得になることもあります。もちろん、クラリティグレードに妥協せず、フローレスやインターナリフローレスのダイヤモンドをプレゼントしたいというご希望にもお応えします。
クラリティグレードの基準
- 大きさ
- 内包物・外部特徴が大きいほど、透明度および価値は低くなりグレードは下がります。
- 数
- 内包物・外部特徴が多く、目立つほど、明瞭度と価値は低くなりグレードは下がります。
- 位置
- 内包物・外部特徴の位置によるグレードの差は、ダイヤモンドを真上から見て判断します。中央に近く目立つところにあればマイナスポイントとなります。
- 耐久性
- 同じ大きさ、数、位置の内包物や外部特徴でも、ダイヤモンドの耐久性を脅かすかどうかでグレードが変わります。
- フローレス(FLAWLESS)
- フローレスは、熟練したダイヤモンドグレーダーが10倍に拡大した検査で、インクルージョンもブレミッシュも確認できない最高のクラリティグレード。
- インターナリ フローレス(INTERNALLY FLAWLESS)
- インターナリ フローレス、通称IF(アイエフ)は、10倍に拡大した場合に確認できるインクルージョンはなく、ごくわずかなブレミッシュのみの見られるダイヤモンド。
- ベリーベリースライトリーインクルーデッド(VVS1・VVS2)
- 非常に微小なインクルージョン。熟練したグレーダーが10倍の拡大で発見が困難なグレード。
- ベリースライトリーインクルーデッド(VS1・VS2)
- インクルージョンは10倍の拡大でかろうじて発見可能、ただし小さなもの。
- スライトリーインクルーデッド(SI1・SI2)
- 10倍の拡大で発見可能なインクルージョン。
- SIクラスのダイヤモンドでは、肉眼で確認できるものもあります。
- インクルーデッド(I1・I2・I3)
- インクルージョンは10倍の拡大で容易に発見可能で、透明度やブリリアンスに影響を与える可能性のあるグレード。
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