甲丸指輪を手作り

手作り指輪・甲丸リングの作り方

シルバーアクセサリーの作り方3  カマボコ型の甲丸指輪

叩く、切る、削る、ロウ付けする、磨くなど、シルバーアクセサリー作りの基本技術を体験できます。アトリエトントンで指輪の手作りを体験してみてください。

銀の棒を丸める

指輪の基本、甲丸(こうまる)指輪の作り方です。
リング断面が、かまぼこ型の甲丸リング。
シンプルですが、自然な曲面を作るにはコツと忍耐が必要。

*指輪には様々な作り方がありますが、
アトリエトントンでの手作り指輪体験での作業手順をご紹介します。

銀の角棒を溝台(みぞだい)でカマボコ型に成型

前工程の純銀インゴットから延ばした2.8mmの角棒を、溝台(みぞだい)の置き、上から金槌で叩き、半円形にします。
溝台(みぞだい)とは、幅の違う半円のミゾが刻まれた鉄製の成型台。
三角の溝もあります。

角棒を溝台へ 溝台で甲丸に 甲丸になりました
純銀棒の厚さが均等になるように
均等に希望のリング厚(2.2mm)になるまで、金鎚で叩きます。
リングの合わせ目になる両端は後でヤスリをかけるので、少し厚くします。
銀は叩く延ばすなどの力を加えると、徐々に硬くなります。
硬くなったらバーナーで加熱して、焼きなまします。
何度かなましながら、作業を続けます。
作る指輪のサイズに合わせて、指輪に必要な長さを計算
厚さが均等になったら、長さを測って棒の端を切り落とします。
切り口にヤスリをかけて、平らに整えます。
指輪に必要な長さ=(指輪の直径寸法+地金の厚さ)×3.14
金属の品位、SILVER(シルバー)の刻印を打つ
指輪の内側になる面(平らな面)に、「SILVER」の刻印を打ちます。
刻印は、傾かないように注意して慎重に打ちましょう。
説明だけでは難しいので、何度か試し打ちをしていただきます。

芯金(しんがね)に沿って甲丸棒を丸める

シルバーの甲丸棒を、芯金にそわせて丸めます。
芯金は、目標との指輪サイズより小さいところを使い丸めます。

芯金 木槌でたたいて丸くする 丸めた銀の甲丸棒
木槌でリズミカルに、トン・トン・トン!
芯金は、先端に向かって細くテーパーがついています。
芯金の中心線に直角に曲げると、段違いになるので気を付けてください。リングになる棒のはじっこから丸めていきます。
真ん丸にならなくても大丈夫
多少ゆがんで(真円でなくて)も大丈夫。
接合面をぴったり合わせることが大切です。

糸鋸で接合面をしっかり合わせたら、ロウ付け

リングを丸めた接合面に、隙間がないかを確認。
隙間があれば、合わせ目を糸ノコで削ってピッタリ合わせます。

糸鋸で合わせます フラックスとロウを乗せる 溶け始めるロウ
接合部にフラックスを塗り、ロウを置く
合わせ目は銀ロウを使って接合します。
フラックスを合わせ目に塗ります。
銀ロウは接合部分全体に染み渡る大きさにカットして、ロウ付け部に置きます。
この銀ロウをガスバーナーの炎で加熱して溶かします。
銀ロウに直接に炎を当てず、リング全体を暖めてロウを溶かす
銀ロウは、温度の高い方へ流れる性質があります。
ガスバーナーの炎をうまく調整しながら作業します。
リングの合わせ目全体に、銀ロウをしっかり熔かして流します。

ロウの跡にヤスリをかけて、合わせ目が分からないようにする

合わせ目全体にロウが流れて、くっついたか確認します。
酸洗いではみ出したフラックスを落としてから、ロウ目にヤスリをかけます。

ロウの跡 消えたロウの跡 芯金に入れてたたく
丸く整えながら、希望のサイズにする
ロウの跡が消えて平らになったら、リングを芯金に通して木槌で叩きます。
指輪を真ん丸(真円)に整えつつ、目標の大きさにしましょう。
調子に乗って叩きすぎると、指輪のサイズが大きくなるので要注意!

指輪のサイズとゆがみをチェック

芯金の太い側から見て、すき間なく円形にします。

歪みがないか確認 サイズの確認 側面にヤスリをかける
サイズを指にはめて確認
予定のサイズで作っても、合わない時があります。きつかったら芯金に入れて叩いて広げます。大きければ糸鋸で切って、ジャストサイズにします。
デコボコの指輪の側面にヤスリをかける
リングを横にして持ち、スリ板に固定します。均等に平らにするため、指輪を回しながら、一定の角度でヤスリをかけます。

指輪の仕上げと磨き - きれいな甲丸のかたちに!

指輪の形になりました。ここから先は、ひたすら削って磨く作業が続きます。

内側にヤスリをかける ヤスリ終了 研磨後の内側
ヤスリでシルバーリングの形を整える
シルバーリングの外周がカマボコ型になるように、側面からなだらかにヤスリをかけます。
目の細かいヤスリ
目の粗いヤスリから順に、目の細かいヤスリに変えながら全体を仕上げます。
指輪の着け心地が良くなるように、リング内側の角も削ります。
ヤスリ作業は、最終仕上げ後の輝きに差が出ます。丁寧にヤスリをかけて、きれいな下地を作りましょう。それぞれ6種類くらいのヤスリを使います。
磨く
ヤスリの跡が消えたら、研磨剤をつけてシルバーリングを磨きます。
ピカピカに輝いたら、手作り(純銀)シルバーリングの完成です!

仲良しのお友達や恋人と手作りに挑戦しませんか?

アトリエトントンの手作り工房はゆっくり手作りを楽しめるように1組の予約制です。
おひとりも、おふたりも、お友達やご家族3~4人まで一緒に手作りできます。お申込前の見学も大歓迎! 気軽にご連絡ください。ご予約&お問い合わせは、お電話かメールにてどうぞ。

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Atelier

アトリエトントンは銀を素材に使った手作りペアリングとシルバーアクセサリーの作り体験教室を開いております。記念やオリジナルの手作り指輪のプレゼント、本格的な指輪作りや彫金作業を体験をしたい方はチャレンジしてみませんか?

溝台にのせてたたく

四角い純銀の棒を、半丸の溝に入れて上からカナヅチで叩きます。
何度も叩くと、四角い棒がカマボコのような甲丸棒に形を変えます。

新潟市のアトリエトントンでお待ちしております

アトリエトントンでシルバーペアリングを手作りしませんか?

銀材を叩いて、曲げて、ヤスリで削って磨いて、ふたりの手による手作りです。
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完全手作りのシルバーリングはその日のうちに持ち帰れます。

詳しくは、手作り指輪とシルバーアクセサリー作り体験をご覧ください。