新潟市にある宝石鑑定士のいる小さな宝石屋さん

熔解皿の上で溶ける銀

純銀の熔解 - インゴットを作る

銀を熔かして固める地金吹き

シルバー地金、銀のインゴット

アトリエトントンの彫金教室では地金の熔解もおこないます。

銀笹の販売あります *現在入荷待ち
販売単位は100グラムです。新潟では、ほしい時にすぐに手に入りにくい純銀の笹です。お越しいただければ、すぐにお渡しできます。*価格は相場により変動します。

銀の塊(インゴット)の作り方

手作りでシルバーアクセサリーを作るには、角材や丸線や平板といった銀材が必要となります。その各種銀材を作るために初めに塊(インゴット)を作ります。

純銀の笹吹き
純銀の笹吹き
シルバーアクセサリー作りの銀材作りで用意するのは「笹吹き」と呼ばれる純銀の粒。笹吹きや地金は専門の貴金属商から入手します。笹吹きは小さな粒状で、粒一つで0.1~2.0gくらいの重量です。
銀の重量を計る
重量を測るメトラー
アトリエトントンの手作り体験で作る指輪用には、1本・約8グラムの純銀の地金(じがね)を準備。ペアリングは2本分の純銀が必要ですので、余分も含めて一度に約20グラムを熔かします。角棒や丸棒、平板等に加工された材料は彫金材料店で購入できます。加工済み材料なら熔解作業は必要なくすぐに作る作業を始められますが、新潟では手に入りません…。必要な材料が手元にない時に自分で熔解できると便利です。
皿チョコ(熔解皿)
笹吹きを皿チョコに入れる
アクセサリー作りに必要な分量を見積り、用意した銀(Ag)と銅(Cu)を熔解皿へ入れます。少しホウ砂を入れることで熔解皿へのくっつきと酸素の侵入を防止します。シルバー925や950の銀合金を作る時は、酸化しやすい銅を先(下)に入れ手から上に純銀を入れ、ホウ砂をかけてガスバーナーで加熱します。

加熱して銀を溶かす

ブローパイプで銀を熔かします。熔かす量により異なりますが、カセット用のバーナーでは火力が弱いかもしれません。

着火して火力を調節
ブローパイプで加熱する
熔解皿に入れた銀地金をガスバーナーの炎でゆっくり加熱して溶かします。銀の溶ける温度は、銀の純度にり若干異なります。
銀の解ける温度は900℃以上の高温
銀が溶け出して、くるくる回り湯の状態になる
純銀の融点は、約962℃
シルバー950は、約930℃
シルバー925では、約915℃で溶けます。
銀が高温になるにつれ徐々に溶けはじめます。完全に溶けると、熔解皿の中でくるくると回りだします。この溶けた状態は、「湯」と呼ばれます。*火傷と火災などの事故に十分注意しましょう。
脱酸
黒鉛棒などで脱酸
銀は加熱すると酸素を取り込む性質があるといわれます。黒鉛棒などで溶けた銀を混ぜて、酸素を吸収します。黒鉛棒の代わりに割り箸でも代用できます。

溶けた銀を流し込み、インゴットを作る

熔かした銀を流し込みには、「あけ型」と呼ばれる型を使うことが多いです。あけ型には、縦型と横型があり目的と好みで好きな型を選びます。木材や炭、冷えて固まる前に皿から取り出す等もできますが、あけ型があると便利です。

温めながらアケ型に近づける
湯取りばしで皿チョコをつかみ、アケ型へ
型に熔かした銀を流し込む作業です。あけ型は内側に油を薄く塗り事前に熱しておきます。鋳込み時に湯(銀)の温度を下げないことがポイント!ガスバーナーの炎を当て続けながら、湯の温度が下がらないように熔解皿をあけ型に近付けます。
鋳込みは、慌てず、慎重に!
銀の温度を下げないように、炎を当てたままあけ型へ流し込む
アケ型の上まで熔解皿を持ってきたら、溶けた銀を型に流し込みます。鋳込み作業は慌てず慎重におこないましょう。作業環境を整えておくことも成功と事故防止のために有効だと思います。鋳込み後の銀の塊に「す」が無ければインゴットの完成です!
手作りしよう
溶解した銀が固まった、銀のインゴット
あけ型から銀を取り出して冷やします。鋳込んだ銀の塊を金づちで叩いて、ローラーで延ばして、シルバーアクセサリー作りに必要な角材や平板へと加工します。アトリエトントンの趣味の彫金教室では地金の熔解も体験できます。
趣味の彫金教室
火器取り扱いの注意
ガス溶接(ロウ付け)は、シルバーアクセサリー作りに欠かせない作業です。シルバーアクセサリーのロウ付けは、カセットタイプのハンディバーナーで手軽にできますが、安全対策をきちんと行い作業しましょう。火災や爆発などの事故防止のため、ガス溶接技能講習の受講をおすすめします。
*熔解作業は火災や火傷等の危険を伴います。本ページの内容を参考に作業して、火災や事故、火傷等の不利益を被ってもアトリエトントンは責任を負いません。

体験コースでは、鍛金(たんきん)という方法で、指輪を手作りします。鍛金とは、人の手で金属を叩いて延ばして仕上げる昔ながらの手法で、純銀粘土やワックス(ロストワックス製法・鋳造)とは異なります。曲げる作業や、合わせ目をくっつけるロウ付け作業など大変な作業もありますが、ぜひアトリエトントンのペアリングチャレンジしましょう!

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仲良しのお友達や恋人と手作りに挑戦しませんか?

アトリエトントンの手作り工房はゆっくり手作りを楽しめるように1組の予約制です。
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アトリエトントンでは銀を使った手作りペアリング体験とシルバーアクセサリー教室を開いております。記念の手作り指輪のプレゼント、本格的な指輪作りや彫金作業を体験をしたい方はチャレンジしてみませんか?

溶けた銀を流し込む

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銀材を叩いて、曲げて、ヤスリで削って磨いて・・・、ふたりのハンドメイドによる完全手作りのペアリングです。
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