荒し仕上げのシルバーリング - 銀の指輪の手作り
どんなシルバーリングに仕上がるかはあなた次第!
メッセージやイニシャルを刻印した、オリジナルハンドメイドのシルバーアクセサリーを手作りしてみたい方にオススメ!
表面を荒れたハンマーで叩いたデザインが独特な雰囲気の指輪です。叩き方によって形が変わるので、個性的でハンドメイド感のある指輪に仕上がります。
所要時間は約4時間程度。完成時の指輪の重量は8グラム前後です。手作り体験料金、1本25,000円。 *体験希望の方は、事前にご予約をお願いいたします。
シルバーリングを作るための純銀
- 純銀を熔かして固めたインゴット
- 少し銅を混ぜた純銀のインゴット。
この純銀の塊を、かっこいいシルバーリングに作り替えます。 - 銀を叩いて四角くする
- まずはリングの形状を作るため、叩いて細長くします。
シルバーは金槌で叩く(加工する)と、徐々に硬くなる性質があります。硬くなってきたら「焼きなまし」をして、加工しやすい状態に戻してあげます。 - 焼きなましの方法
- ガスバーナーでほんのり赤くなるまで加熱し、水に入れて急冷。
銀の表面が白っぽくなり輝きがなくなれば、なまされた状態です。
とにかく金槌でたたく
- 金槌でたたく
- たたく!たたく!たたく!
ある程度の長さになるまで、ひたすらたたいて下さい。指輪のサイズによりますが、最終的に6~7cm程度まで延ばします。
間違えて指をたたくと、ものすごく痛いです!銀の押さえ方にコツがあります。 - 指輪の完成時の雰囲気を考えながら
- 指輪の前側にボリュームを持たせるために、中央付近の金属を厚めに残します。
指輪の後ろ側になる両端部分に向かって、徐々に細く薄くなるように調整しました。
好みに合わせて、自由に形を作りましょう。 - 表面を凸凹にする
- 表面を荒らした金槌や鏨(たがね)で、指輪の表面に凸凹のデザインを付けます。
この時点で、必要とする指輪の長さになっていればOKです。
指輪の形に曲げる
- 指のサイズに合わせてカット
- 必要とする長さを測って、糸鋸で余分を切り落とします。
切り口にはヤスリをかけて平面に整えました。 - 「SILVER」の刻印を打つ
- リングの内側に「SILVER」の刻印を打ちます。
「SILVER」文字が傾かないように、位置を合わせます。浅すぎたり、ぶれたりしないように、集中して刻印しましょう。
指輪の表面に刻印する場合は、丸める前に文字を打ちます。 - 指輪の形に丸める
- 棒の両端を曲げて、接合面をぴったり合わせます。歪んだ円でも、ロウ付け後にまん丸にするので大丈夫。
ただし接合面に隙間があるとロウ付けしても溝が残るので、慎重に作業します。
ロウ付け
- フラックスを塗り、ロウを乗せる
- リング両端の合わせ目にフラックスを塗り、銀ロウを乗せます。
- バーナーで加熱し、ロウを溶かす
- 火加減に気を付けて、リング全体を熱します。
ロウは温度の高い方へと流れるので、接合面だけ加熱してはいけません。
ロウ付け後は、溶けてはみ出したロウにヤスリをかけてきれいにします。
リングの内側を磨いて完成
- 内側を磨く
- リング内側にヤスリをかけ、指になじむように整えます。
内側も外側もきれいに磨いたら、完成です。 - 指輪表面の刻印について
- 指輪表面への刻印は無料です!
指輪の表面に刻印する場合は、丸める前に好きな文字を打ちます。
文字数は指輪のサイズによって変わります。
アルファベットと数字で、スペースを含み14文字以内でお考えください。
*小さいサイズの指輪は、刻印可能文字数が少なくなります。また、幅が狭いリングは刻印が難しくなります。 - いぶし仕上げ
- いぶし液を使い凹み部分を黒く仕上げたら、表面を研磨剤で磨いて光らせます。
仲良しのお友達や恋人と手作りに挑戦しませんか?
アトリエトントンの手作り工房はゆっくり手作りを楽しめるように1組の予約制です。
おひとりも、おふたりも、お友達やご家族3~4人まで一緒に手作りできます。お申込前の見学も大歓迎! 気軽にご連絡ください。ご予約&お問い合わせは、お電話かメールにてどうぞ。